2015年10月17日

普段の学習法だけでは進歩がない!(2) 海外出張に出てわかった、短期間でやるビジネス英語学習

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出張中はまとまった時間があって英語の勉強に使ったことは、別の記事でお話ししました。勉強といえば疲れるものですし、出張となればストレスもありますので時間があっても手をつけられませんでした。

「そもそも仕事に行くのだから、英語の勉強で疲れてしまってはダメでしょ」と思いました。そうです、その通りです。

飛行機の中は、出される食べ物や飲み物、映画、乗り合わせる人や働いている方を観察する、日ごろ疲れているのでグッスリ眠りたい、など”『誘惑』が多いです。

そんな中で、タップリ時間のある飛行機の中でどう勉強することにしたか、書いていきます。

英字新聞・雑誌が簡単に手に入りますが、こんな心構えで

英語を話す国に向かう飛行機では、エコノミークラスでも英字の新聞や雑誌を配ってもらえることが多いです。配られなければ、各座席に備え付けられる機内誌があります。

しかし、行く国も初めてだし英語もよくわかっていない時期に、新聞や雑誌を読むのにトライするのは強い意志が必要でした。で、ちょっと考えてみました。

「英語は苦手でも、出張先で会う人との会話が少しでもはずむといい。日本での商談でも、相手に関係のある話題をあらかじめ用意して世間話に使うと相手が喜んで話してくれるようになることが分かっている。自分から話題にできなくても、現地の方同士の会話が盛り上がったときに何の話題かついていけるかもしれない。だから現地の最新のニュースをひとつまみでいいから知っておこう。それに、現地の人でなく日本人と会うこともあるだろうから、英語でなくても話題は必要だろう」

英語の勉強でなく、話題を仕入れる、という意味で新聞・雑誌を読むことにしました。すると、読む心構えと読み方がこんな風になりました。

『テキトー』に『チョット』だけ読む

ひとつまみ現地のことが分かればいいから、読む時間はそれほど必要ないハズです。

しかし、せっかく読んでも忘れてしまってはいけません。また飛行機の楽しみの食事は、離陸して1時間後から出されますし、疲れているので少しは眠りたいです。夜行便とかでしたら時差ボケにならないように早めに寝たりとかしたいものです。そこで、『新聞・雑誌を読むのは行きの飛行機だけで、着陸の3時間くらい前』としました。

読むのはどのジャンルの記事でもかまいません。見出しや写真を見て自分が『おもしろい』と感じるものだけ読みます。人の名前と日付、重要そうな『数字』は覚えて、それに直接関係しそうな英語だけは何とか頑張って読むことにしました。キーワードのように思えるが分からない単語は、辞書で調べました(あらかじめスマホやパソコンに辞書を入れておきました)。

おもしろいと感じる記事がない場合は、株価欄をざっと見ます。現地のトップ企業や話題の企業の情報があります。そこも、関心の持てたところだけを読みました。

1回で30分程度ですね。これを、出張のたびにやっています。

自分が関心を持てたことが商談の中で話題になりチョットでもその雑談に交じることができると、やったことが報われてウレシイですね。それが動機づけとなり、読む量がどんどん増えていきます。

まとめ

  • 飛行機の中はまとまった時間があります
  • 英語の新聞・雑誌は最適な教材だが、『出張先の商談などでの話題づくり』のためと考える
  • 海外出張を始めた頃は、新聞・雑誌から拾う話題はひとつまみでいい

心の中の葛藤をたくさん書いてしまいましたが、私の『気づき』がどんな風であったか、みなさんのご参考になれば幸いです。じっさいには、読んでいて眠くなり気づいたら着陸、なんてこともありましたけどネ。

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