中学時代から好きで聴いているんですが、周りにファンを称する人がおらず、30年以上経った今までカミングアウトしてきませんでした。家族も知りませんね。
このブログでは、わたしの思い入れを中心に、好きなアーティストや曲をご紹介していきます。
Manhattan Transfer マンハッタン・トランスファー について
男女2人ずつの4人組のジャズコーラスグループです。
名前のとおり、アメリカのニューヨークを拠点として活動しています。
グループのスタイルは、都会的なジャズコーラスで、ライブのパフォーマンスは日本ではかえって引いてしまいそうなほど、オーバーな振り付けでよく動きます。
1980年代前半には、サントリーのウィスキーCMで本人たちの映像とともに使われていました。歌と映像が大都会のハイソな雰囲気を出していて、インパクトのあるCMでした。わたしはそれに魅了され聴くようになりました。
4人ともソロで歌えるほどの歌唱力の持ち主です。アルトのジャニス・シーゲルのアルバム『Short Stories』を聴いたことがありますが、伸びのある声が素晴らしいです。
代表曲の一つ ”Route 66”
落ち着いた都会的な雰囲気で歌われるこの曲は、『The Very Best of Manhattan Transfer』に収録されています。
マンハッタン・トランスファーはこの曲で、1982年にグラミー賞をとっています(Best Jazz Vocal Performance, Duo or Group)。
もとは、バート・レイノルズ監督・主演の1981年の映画(日本未公開かな)『Sharky's Machine』のサントラ曲のようですね。
この曲のオリジナルは遡ること1946年に、ナット・キング・コールのいたキング・コール・トリオによる録音が最初だそうです。
何年か後でRolling Stonesのデビューアルバム『The Rolling Stones』(輸入盤)を買ったら、同じ曲が1曲目に入っていたのには驚きました。こちらは、Manhattan Transferのと違い、ブルース色とスピード感が強く出てイイですね。
結び
取り上げるアーチストによって、バリエーションが変わるこの曲ですが、中学生のわたしには"おとなの世界"がまぶしく思えたのがこのマンハッタン・トランスファーのカバーです。これもロケ番組のBGMで使ってもらいたい曲です。
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