2015年10月25日

普段の学習法だけでは進歩がない!(4) 海外出張に出てわかった、短期間でやるビジネス英語学習

screens in airplane

英語の映画を見て勉強しようと思っても、映画の音が小さいせいかうまく聞き取れませんでした。

とくに"t"とか"p"とかがはっきり聞き分けられず、困っていました。

備え付けのヘッドホンは、外部の音も聞こえるし、音量を最大にしたら、音が漏れて周りの方に迷惑がかかります。

そこで役立ったのが"ノイズキャンセリングイヤホン"

英語学習に必須だと思うのが、外部の音を遮断して、聞こえる音に集中することでした。

周囲の音を遮断するのは、最近ではカナル型と呼ばれる、耳穴に差し込むタイプのイヤホンで十分だという声もありますが、わたしはそれよりも効果があると思われるものを使っています。それがノイズキャンセリングイヤホンというものです。

このタイプのイヤホンは周囲の雑音を消してくれるものですが、一定して続く低い音たとえば振動音だけを抑え、人の声はわりとしっかり聞き取れます。一番ウルサイ雑音は飛行機のエンジン音を抑えつつ、食事の時間や天候情報を知らせてくれるキャビンアテンダントや機内放送の声は聞けた方がいいので、カナル型イヤホンより便利だと思います。

ノイズキャンセリング機能をオフにするスイッチがありますので、必要がなければ切っておけば、イヤホンをつけていないときと同じような聞こえになります。

新聞や雑誌を読むのに集中したいときにも"ノイズキャンセリングイヤホン"は便利

人の声はわりと聞き取れると書きましたが、若干は抑えてくれます。もともと機内では大声を出す人はいませんが、時折聞こえる声が気になることがあります。

ノイズキャンセリングイヤホンをつけると周囲の音が聞こえづらくなり、英字の新聞や雑誌を読むのに集中できます。

機内での英語学習以外に、こんな使い方も

機内で寝るときにつけておきます。比較的静かになるので眠りに集中できます。人の声はそれほど小さくなりませんので、食事のアナウンスなどを聞き逃す可能性がカナル型より小さいのではと思います。これは大きいですよ。

飛行機だけでなく、通勤通学の電車の中のヒアリングの学習でも使えますね。電車の振動音を抑えてくれますので、教材の音がよく聞こえます。

ノイズキャンセリングイヤホンの選び方

アメリカの国内線に乗っていると、イヤホンよりヘッドホンをつけている方の方が多いです。

確かに、ヘッドホンは頭でしっかり支えてくれるので、ズレたりする心配がありません。ANA(全日空)のプレミアムエコノミークラス以上では、ノイズキャンセリングヘッドホンが備え付けられていて、それはそれで具合がいいです。

日本人はおそらく、なるべく荷物がかさばらないのを好むのではないでしょうか。個人で持参する場合は、やはりヘッドホンでなくイヤホンタイプが小さくて持ち運びにはよいのではと思います。

それと、ヘッドホンの欠点は『髪の毛が乱れる』です。頭頂が凹んでしまいますので、女性は特におすすめできませんね。イヤホンでは髪の毛が乱れる心配がないです。

イヤホンは、耳に装着したときの安定感が今一つですが、メーカーそれぞれに工夫しています。

イヤホンタイプはメーカーにより値段の差が大きいです

日本での先駆けはソニーで、技術も進化していて優れていると思います。

最近ではスピーカーで有名なBoseも出していますが、こちらは値段は高めです。また、耳から外れにくくするための補助材がイヤホンについていて、イヤホンにしては大きめです。

新興ブランドのものもあり、価格はお手頃ですが、実際に買ってつけてみたことがありますが、性能的には今一つです。

2万円以上して高価ですが、何とかお金を工面できればソニーかBoseのものがおすすめですよ。

結び

  • 飛行機の中での英語の学習には、ノイズキャンセリングイヤホンを使うと、集中できる
  • ヘッドホンタイプよりイヤホンがいい
  • メーカーは、ちょっとお高いがソニーかBoseがおすすめ

ノイズキャンセリングイヤホンを使い始めて15年くらい経ちます。英語の習得にイヤホンへの投資は価値があったと断言できます。安くてもいいので、いちどお試しください。

photo credit: DSC_9612 via photopin (license)

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