2015年10月26日

海外ビジネスデビューで『英語が口に出せない』というアセリをなくす方法 いきなり土壇場なので短期で覚える、ビジネス英会話

2015年11月2日更新

グローカル人ブログ

仕事で英語を使い始めたころ、自分の考えを整理することや英語を組み立てることに集中し、会話が途切れて気まずい雰囲気を感じていました。

また、考えている間に他人が発言してしまい、言い出すタイミングを失っていました。

まったく仕事になりませんでした。これではマズい、、、と思いつつも時間が過ぎていきました。

「これなら、自分の番だと主張しながら、考えるための時間かせぎができる!」とひらめいた

当時読んでいたメルマガの記事で、英語日本語のバイリンガルの方に、頭の中をどう働かせて英語を使っているかを質問したインタビューがのっていました。(Jimがバイリンガルの方、----はインタビュアー おそらくメルマガ発行人)

Jim あとは、自分の話すパターンを作ればいいんじゃないかな。
まずは、自分の考えを言う場合のパターンを作るとかね。

---- そうだね。まず、出だしが、スラスラと出るようにしなければね。
こういうのを一覧にしておくと便利だと思う。
(1)自分の意見・考えを言う
主張を言うとき I think / I know
確信に近い時 I'm sure / I believe
軽く思う I guess / I suppose
提案 I suggest
理解したことを伝える I understand / I see

メルマガ『<脳に英語の回路を作る> 007』より抜粋

コレを読んだとき、当時一緒にお仕事させていただいた商社の方が「My understanding is that~.」をよく使っているのを思い出しました。「あのフレーズを言った直後に少し間があるのは、頭の中で考えを整理しているようだ」「それでいて、話し相手のお客様やほかの人たちは、この方から次の言葉が出てくるのを待っている」と推測しました。

このやり方は有効ではないかと思い、とりあえず2,3個フレーズを覚えて試してみることに決めました。

成果は、、、自分でほめるのもなんですが、言いたいことが言えて相手に理解してもらえるようになった!

こんな風に決めて、実践の場に臨みました。

  1. まず、ココは自分の話す番!というタイミングが来そうなとき、どのフレーズを使うかを一瞬で考える。「自分はこう考えているんだけど」と思えば「I think」、「あのことを相手は誤解しているな」と気づけば「My understanding is that」
  2. タイミングが来たらとっさにそのフレーズを言い放つ。
  3. そのフレーズを口にしている間と、そのあとの数秒を使って、考えを頭の中で整理する。
  4. で、ゆっくりでいいので、口に出していく。

これで、わたしの出番でとにかく何か話せて相手がこちらの言うことを分かってくれる、という手ごたえをつかみました。

「次回からは同じやり方でいいんだ」と思えるようになったため、何か口に出さないというアセリがなくなり、会話で極端に緊張することがなくなりました。

これらのフレーズはもともとは、丁寧で重みのある話し方なので、ビジネスパースンの発言らしく聞こえ、相手から一目置かれるようになるということが、後々になって分かりました。

短期間で覚えたフレーズ

わたしが早いうちに覚えて、よく使っているフレーズは次のとおりです。

  • I think that ~
  • I believe that ~ きっと~だと思います。
  • My understanding is that ~ 私の理解では、~。
  • I hope that ~ ~だといいですね。
  • I would say ~ 言わせてもらえば~
  • It looks that ~ ~のように見えます。
  • It seems to me that ~ 私には~のように思えます。
  • The reason is that ~ なぜなら、~だからです。

これらの英会話フレーズを覚えて使うためのポイント

自分に一番"なじむ"表現だけを覚えると、すぐに実践で使えて短期間で成果が上がります。

覚えたフレーズは、スラスラ言えるようになるまで練習します。

実践では、ためらわずにそのフレーズをまず口に出す。本題に入る前にいったん話を切っても構わない。ちょっと考え込む時間ができてしまってもOK。

まとめ

もういちどおさらいです。

  • 時間かせぎしながら間をもたせるために、話を切り出すフレーズを使うと有効
  • いちど成果を得ると、「何か口にしなきゃ」とあせることがなくなり、会話がラクになる
  • 自分になじむ表現だけをまず覚えて、実践で使いましょう

このやり方は、掛け値なしにおススメです。心に余裕を持つことが海外ビジネスでの会話の場面では重要です。この方法は私にとってピッタリはまったものの一つです。ほかの方法も別の記事で紹介していきます。

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