中学時代から好きで聴いているんですが、周りにファンを称する人がおらず、30年以上経った今までカミングアウトしてきませんでした。家族も知りませんね。
このブログでは、わたしの思い入れを中心に、好きなアーティストや曲をご紹介していきます。
Manhattan Transfer マンハッタン・トランスファー について
男女2人ずつの4人組のジャズコーラスグループです。
名前のとおり、アメリカのニューヨークを拠点として活動しています。
グループのスタイルは、都会的なジャズコーラスで、ライブのパフォーマンスは日本ではかえって引いてしまいそうなほど、オーバーな振り付けでよく動きます。
1980年代前半には、サントリーのウィスキーCMで本人たちの映像とともに使われていました。歌と映像が大都会のハイソな雰囲気を出していて、インパクトのあるCMでした。わたしはそれに魅了され聴くようになりました。
4人ともソロで歌えるほどの歌唱力の持ち主です。アルトのジャニス・シーゲルのアルバム『Short Stories』を聴いたことがありますが、伸びのある声が素晴らしいです。
4人のコーラス力が十分に発揮されている曲 "Four Brothers"
4人が順番に担当するソロパートが非常に面白いです。オリジナルの曲はホーンセクションが演奏しているところをボーカリーズ(インストゥルメンタルをボーカルパートに変える)しています。ソロパート以外もコーラスに置き替わっていますが、4人のコーラスもバリエーションが豊かでいいですね。
このグループのファンになってからしばらく後になってからこの曲をはじめて聴きました。
アルバム『The Manhattan Transfer Live』に収録されています。
早口なので言っていることがまったく分からないのですが、「歌がうまいなあ」と率直に驚いたものです。
また何よりも、4人が楽しそうに歌っている感じが伝わってきます。アルバムがライブの録音なのでよけいそう感じるのでしょうか。歌のウマい人が楽しく歌うと、聴く方も楽しくなる、というのはこういうことでしょう。
ジャズコーラスの実力が十分に発揮された名曲だと思います。
結び
それにしても、ジャズコーラスが好きな昔の自分は、よっぽどマセていたか、大人びていたか、バカか、いまだに総括できません。
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