2015年11月7日

"If This Is It" 『いつも夢見て』 by Huey Lewis and the News 老け顔のオッサンだけのロックバンドだが腕は超一流~ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニューズ

中学時代から好きで聴いているんですが、周りにファンを称する人がおらず、30年以上経った今までカミングアウトしてきませんでした。家族も知りませんね。

このブログでは、わたしの思い入れを中心に、好きなアーティストや曲をご紹介していきます。

Huey Lewis and the News ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニューズ について

映画『Back to the Future(バック・トゥー・ザ・フューチャー)』のテーマ曲となった"Power of Love"が大ヒットしたので知られたグループですね。

私は、今回ご紹介する曲を聞いたのがファンになったきっかけです。

「ストレートなロックが気持ちいい」「ボーカルがパワフル」などファンの方々のコメントはいろいろでしょうね。わたしがイチバン気に入ったのは「カリフォルニア・ベイエリアの自由な雰囲気の漂う爽快なサウンド」です。サックス、トランペットなどホーンセクション、ギターソロ、ハーモニカ、それにバックコーラスと、R&B色が強いのですが、メロディは分かりやすく、シンプルに楽しめるロックです。

曲調は爽快とはいえ、ベタのアイドルソングと違い曲調が新鮮でした。彼らの活動拠点のカリフォルニアのベイエリア(サンフランシスコ湾の周囲、シリコンバレーもここにある)は、こういうサラリとしたところなのかなという印象を持ちました。

スローテンポ+パワフルなボーカル=失恋ソング? "If This Is It" 『いつも夢みて』

その昔、毎週土曜日午後のラジオ『Diatone Pops Best 10』を聞いていました。そこで流れたのがこの曲。当時親にねだって買ってもらっていた雑誌か子供向けの英語学習新聞に歌詞と対訳が乗っていて、歌を覚えました。

最初に買ったレコードアルバムは、この曲が収録されている『Sports』でした。

アルバム1曲目の"The Heart of Rock & Roll"(ハートオブロックンロール)が1番いい、と評されていたようですが、私はこちらの曲の方が好きですね。あとになって買った彼らの1枚目・2枚目のアルバムに収録の”Do You Believe in Love?”や"Trouble in Paradise"のようなゆったりした調子の曲が好みです。

中学校で習う単語だけでできているこの"If This Is It"という曲名、意味がさっぱりわかりませんでした。英字新聞の対訳では、『もしも2人の関係が終わりなら』というニュアンスだとありましたが、ちんぷんかんぷんです。

しかしまさか、あとになってビジネスの現場でこのフレーズを使うことになるとは思ってもいませんでした。(この話は別の記事で書こうと思います)

洋楽ファンになったきっかけの曲で、彼らのファンでもありますが、ライブは1度だけ行きました。

最近ハヤらない失恋ソングで、歌詞は未練がましい男の独白です。あっけらかんとしたボーカルや演奏とは合ってないよな、なんて勝手に批評をしていたものです。

出だしはドラムトレブルから始まります。そんな曲はほかに聞いたことがありませんでした。また、サビに入るバックコーラスがいいです。ドゥワップ調ですが少し抑えたハモリがキレイです。どれも新鮮でした。

結び

ルックスで売ってないバンドです。ボーカルのヒューイ・ルイスの声が大きすぎるので、スタジオではマイクから離れて歌う、というエピソードを聞いたことがあります。武骨なバンドですが、サウンドは爽やかです。テレビ・ラジオ番組のBGMにぜひ使ってもらいたいです。

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