断定しない表現の英語フレーズを知って使うようになりました。人前で話すのが苦手な私でも、ふだんの日本語での会話と同じ気分で話せるので、英語を話すというハードルがグッと低くなった気がしました。
その経緯は別の記事に書きましたのでご参考にしていただければと思います。
依頼や許可で使っていた『could』『would』などを入れると、控えめな感じになるのかな、と思いながら、実際のビジネスの現場で、アメリカ人などの英語ネイティブの方々が使っているものを整理しながら、そのほかのフレーズを覚えていきました。
アメリカ、ヨーロッパ、インド、などで若干使い方が異なりますが、私はどこの国でもこれで通してきて問題ありませんでした。ある地域で深く仕事をするうちに違いが分かるようになってきますが、ビジネス英語初心者は、そこまで意識する必要はないと思います。
might ~かもしれない
可能性がかなり低く、自信がないときや、断定したくないときに使います。
ビジネスは物事を"決める"連続ですので、mightを使いすぎると『決められない人間』とみなされてしまうかも知れません。自信がないけど提案してみたい、漏れがないか念のために伝えたい、という場面で使うのがいいと思います。
It might be hard to ~. 「~するのは難しいかもしれません。」
hard というのは『不可能』に近いニュアンスですが、mightをつけると「できないかもしれないが分からない」という、どちらにでもとれるニュアンスになります。
たとえば、時間までにできるかどうか分からないので最初に断っておきつつも、できることをやります、という意味で、「It might be hard to finish our job by that time, but we will do what we can do.」
This might be a silly question, but ~. 「バカな質問かも知れませんが、~。」
相手がすでに気づいているかも知れない、的外れかもしれないとき、物事を異なる方向から見たらどうかをやんわりと伝えるときに使います。
This might be a silly question, but I wanted to know if there is a bed in a hotel room during my stay in Japan. 「バカな質問かもしれませんが、日本滞在中のホテルの部屋にはベッドがありますでしょうか。」
You might also like ~. 「~というのも気に入るかもしれませんよ。」
何かをお勧めするときに、別の選択肢を提示する場合に用います。
You might also like seafood restaurants. 「(すでに候補はおありでしょうが)シーフードレストランもお気に召すかもしれませんよ。」
まとめ
- 依頼以外でも丁寧なニュアンスを出すには、would、might、couldを使う
- might も使うことがあり、断定できる自信や可能性がかなり薄いけど意見を言いたいときに用いる
mightは少し注意が必要です。あまり使いすぎると、相手に不信がられます、『この人は仕事をやる気があるのか』と。色々なアイデアを出す場合や、主張の強い方に対して指摘する場合に使うのがよいかなと思います。
過去の記事はコチラです。
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