学校では『Please は丁寧にお願いする表現』と習ったと記憶していました。
しかしビジネスの現場では、Pleaseが出てくることは少ないです。
最近になり何となく分かってきました。英語について書かれた本に書かれていたり、アメリカのテレビや映画を見たり、出張中に街中などで出くわして、気づいたことです。
Pleaseはどうやら『断らせない頼みごと』
と、見出しには書きましたが、2つの使い方があるようです。
丁寧に"命令・指示"する
例えば、学校の先生が使うのですが、「宿題をやってこい」というようなときです。
Please read this book by tomorrow. 「明日までにこの本を読んでくるように。」
仕事では、上司が部下にこんなことを言うかもしれません。これは丁寧な"命令"です。従わないと大変なことになりそうです。
Please send it by Friday. 「それを明日までに送ってください。」
飛行機の中で席に落ち着かない男の子をお母さんが叱る場面で。
Please sit. 「座りなさい。」
断ってもらっては困るお願いをする
Please help me. 「お願いです、助けてください。」
映画などでは、この後に Please, please! とつけ加えているのも見かけます。日本語と同じで「お願い、お願い!」と、どうしてもやってもらいたいときに使うものだと思っています。
まとめ
学校で習ったことは私の記憶違いのようです。
"断れない"ことを丁寧に言う、というのが Please ~ だろうと思っています。
ネイティブのコメントをもらっていませんが、現場で体験していることなので大ハズレはないかなと。
Pleaseでなく、丁寧にお願いする表現を別に覚えて使っています。それで仕事で問題になったことはありませんよ。
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